初回面談でいろいろ気持ち悪かったナルシストさん。
でも1回だけで人を判断するのはどうかと思い2回目の面談をすることに。
私が馬鹿でした
今度は仕事帰りではなく休みの日の午後に会うことに。
というか期待も何もしてないので用事のついでにセッティング。
待ち合わせ場所。
人混みの中であからさまに浮いてる人を発見…。
黒いヨレヨレのTシャツ、黒いだぼだぼのズボン、黒いリュック、あたりをキョロキョロ見回してる超立体マスクマン。
奴だ…。
そうか、前回は仕事帰りでスーツだったからあれでも百倍マシだったのか。
本気で帰りたい、でもでも…、一応約束だし、行かねば…。
決死の思いで声をかけ、気もそぞろに歩き出し、知り合いに見られたら嫌なのですぐ近くの蕎麦屋へ。
蕎麦屋は長居無用だろう。
無の境地
蕎麦屋ではナルシストさんの話を聞き役に徹する。
『仕事忙しくて~、出張続きで…云々云々』
⇒仕事に忙しい自分に酔っている。
『パソコン今3台あるんだけど~、新しいの買おうかと思って~、機能が…云々云々』
⇒たくさんのパソコンを使いこなせる自分に酔っている。
『自分、ネットバンキングしか使ってなくて~、現金はあまり持たない主義で~、その方が絶対得だし…云々云々』
⇒無駄のない暮らしをしているかっこいい自分に酔っている。
『車につけるレーダーが云々、性能が云々、業者に頼むと○○円だから~、無意味なことはしないで自分で…云々云々』
⇒「一般」の人であれば業者に頼まなくてはいけないことでも自分でできてしまう有能な自分に酔っている。
『株やってて~、だまってても資産は増えないし~、この前いくらで売って…云々』
⇒株取引をして利益を得ているというかっこいい自分に酔っている。
『この前夜景の見えるホテルで食事して~云々』
⇒以下略。
私は「へ~、そうなんですか、すご~い(棒読み)」とだけ言ってる。
心は「無」。
おまいう
何かの話から体重の話になり、『僕はみねくらいの体型良いと思うよ~』とか言い出す始末。
会って2回で呼び捨てにするんじゃねぇ、醜く不潔に太ってるお前に言われたくないわ、それに私は太ってはいない。
じろじろじろじろこっち見て気持ち悪いので、もう帰りましょう、と言い帰ることに。
で、帰り際。
手を握ろうとしてくる。
そして「今日はスカートなんだね」と。
前回もスカートだよ節穴か、とは思ったものの「スカートではなくショートパンツなんですよ」と返答すると「へ~服の構造が気になるな~」(他意ありあり)と。
げろげろ蕎麦全部吐きそう。
ヨレヨレジーンズのヨレヨレTシャツの肩にうっすら白いものがふりかかってる奴の言って良い言葉じゃないね、己の姿を振り返り、そして省みよ。
その言葉、お前には許されぬ。
ほんっっとすみません!といって逃げ帰る。
教訓
生理的に受け付けないというのは存在する。
変な期待?を持たせないためにもまっったく範疇外の人とは1回で終わりにすべき。
その方が双方のため。
この後もメールはきていたけど全て無視をして終わらせてしまったナルシストさんでした。
私の婚活の中では一番強烈な印象の人でした。