私がモラ男に歩み寄るのをやめたため、暴言はないものの重苦しい空気が流れる。
思い
子どもが産まれてからずっと人の気持ちに寄り添うことはなかった。
育児の傍ら毎日ご飯を作り、洗濯アイロンを毎日欠かさず、頼まれる大量の買い物をこなし、0歳児を抱え駅までの送迎も毎日。
家事についてもゴミが落ちてるとかケチをつけられ。
汚い、拭け、シャツしわしわ、アイロンかけたの?味しない、等全てにおいて酷い言葉で刺々しい態度を取り続け。
私の誕生日に「死ね」と言い。
キレると狂ったように罵られ、人格を否定するような暴言を吐く。
もう体の奥が冷え切った感じ、感情もない、涙も出ない。
食べ物の味さえしない。
眠れもしない。
初めてのパン屋
12月23日。
こんな状態で電化製品を買う、とのことで札幌駅まで買い物へいくことに。
「ナビして」と言われたので携帯のナビを起動して、私が右、左、とか教える。
通常であれば「あ?意味わかんないし、どこさ、遅いし」と言ってキレるところ、この日はキレない、一応まだ反省?してる様子はうかがえる。
運転下手くそなため、駐車に四苦八苦。
「後ろ見てて」と言われたため、見てて、後ろ危ない、と言うと「後ろってどこのことさ」とキレ気味。
いつもなら店員さんに恥ずかしいほどに横柄な態度を取るものの、この日は普通に買い物をする。
「どこか行きたい場所ある?」と聞かれたので、私の好きなパン屋さんに行きたいと伝えてパン屋さんに行く。
パン屋さんでどれ買おうね、と言うと「俺このパン屋きたことないからどれが良いかわかんない」と吐き捨てる。
ごくごく普通のパン屋さん。
仕方がないので、これは?とか聞き適当に買う。
結局また私が歩み寄ってる。
ちなみにパンは不味かったとのこと。
不味い
そんなに簡単に言える言葉なのだろうか。
「私の好きなパン屋」と最初に言ってあるのに。
それを不味いって言えるその神経。
人の気持ちなんか一切考えない、人を傷つけることしか考えていない、そういう人なのだろう。
というか「人」ではないのだろう…。