包丁は隠したけど眠れない。
無関心
朝、おはようといってもぱっとした返事はなし。
いつもは寝ている子どもを見に行ったりするも一切見に行くことはなし。
子どもが起きても無関心。
子どもが足元にいったため、ようやく関心を向ける程度。
自分の支度が終わり「雪かきしてくる」と外へ行く。
帰ってきてご飯を無言で食べ「雪かきしてくる」とまた外へ行く。
私は一口もご飯を食べてないけどお構いなし。
時間になったので駅まで送っていく。
子どもはチャイルドシートに乗せた瞬間ギャン泣き、車の中で泣き続ける。
道路状況は悪く、道も混んでるためなかなか駅までは行けず、ずーっと泣き続けてる。
駅に着いた瞬間「降りるわ」とだけ言って出て行ったモラ男。
帰りもぎゃんぎゃん泣かれ、冬道運転の緊張と子どもに泣かれての焦りと疲労・動機が激しい。
そうしていたら「子どもが可哀想だから来週から歩いていく」とラインが来る。
限界突破
このラインをみて精神がおかしくなる。
来週?
この生活が来週も、この先もずっと続くの?
歩いて行ったとして、不機嫌を撒き散らすのが目に見えている。
想像しただけで平常心を保てない、何も手につかない、やる気もない、生きている意味さえないんじゃないかと思ってくる。
このままではまずい。
配偶者暴力センターに電話をする。
経緯を説明し「あなたは悪くない」と言われて少し落ち着きを取り戻す。
ない
私はどうしたいのか。
暴言はない。
でも会話もない。
私から話題を振る気もない。
向こうもない。
モラ男が私に気を遣い話しかけてくれれば満足するのか。
いや、もうその段階にない。
一緒にいるのが無理。
耐えられない。
無様
私が過剰反応し過ぎなのかもしれない。
まだまだこの苦痛に耐えるべきなのかもしれない。
でもこれ以上惨めな思いはしたくない。
びくびく人の顔色をうかがいながら暮らすのはもういい。
父は仕事の失敗を苦に自ら命を絶った。
無様でも何でもいい、私は生きる。
私は生きたい。
モラ男に連絡を入れる。
疲れちゃった。家事ができない、料理も考えられない、雪かきもできない、いる意味ない。あれからずっと考えてたけど、あなたへの恐怖心はなくなりません、私たち会話もないし、あなたも辛そうだし、少し離れて考えさせてください。
お正月は別々に過ごさせてください。
今回は既読にはならない。
12月28日。
最低限の服、子どもの物を持って逃げ出した。
子どもは生後10ヶ月。
同居期間は2年足らず。
家を出るとき、もう2度とこの家に戻ることはないと思うと絶望感にかられた。