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婚活サイトの壁~専門職さん編①~

サイトに登録後、サイト内でのやり取りを開始して2週間で会うお話が出た専門職さん。

基本スペック

・国立大院卒

・専門職

・1歳年上

・身長はヒールを履いて同じくらい

・痩せ型

・列車で3時間ほどの場所に居住

やり取りをする中での印象は真面目、少し変人かな?とも思う。

趣味はクラッシック音楽を聴くこと、とあり「クラッシックは聴きますか?」と聞かれたのでほとんど聴かない。韃靼そば茶を飲みながら頭の中でだったん人の踊りが再生されるくらいです、と答えると大層面白がられる。

メールの交換もなく、サイト内のやり取りでのみ会うことが決まる。

一抹の不安

会うにあたり、顔写真の交換もなく、名前もサイト内のハンドルネームのみしか知らず、もちろん連絡先の交換もなし、混雑していそうな待ち合わせ場所を指定される。

…こんなんで会えるのか?
不安を感じたため「当日の服装とか何か目印になるようなものを教えていただけますか?」と言ったところ「小指に指輪をしていきますから」との回答。

小指に指輪??

めっちゃ人が多く混雑が予定される待ち合わせ場所、私は人の小指ばかり見ていなければならないのか…。

というか指輪?男性も指輪するのね、しかも小指に。指輪の一つも持っていない私としては斬新。

一応私の服装も伝え会う約束をする。

面談日当日

人の指ばかり見ていたせいか、服装を伝えていたせいか、すんなり会うことができる。

私を見つけると、手を挙げて小指の指輪を見せてくれたためすぐわかった。本当に指輪してる。しかも華奢な指輪。髑髏とかとかの指輪だったらどうしようか少し不安だったのでそこは安心。

挨拶もそこそこにさっさと歩きだし、その辺の喫茶店へ入る。

お店に入り初めて、自己紹介で名字名前を教えていただき、私も名乗る。

名字にさん付けで呼ばれ面談スタート。